（魚拓） 現在依頼している弁護士と気が合わないので、別の弁護士に

現在依頼している弁護士と気が合わないので、別の弁護士に依頼したいのですが

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相談
現在依頼している 法律事務所 の弁護士と気が合いません。弁護士も同じように感じていると思います。
私は、別の弁護士に依頼したいのです。これは可能でしょうか。

回答：弁護士との契約を解除することは自由だが
依頼人と弁護士との契約は、委任契約ですので、法律上は、依頼人も、弁護士も、いつでも解除（解約）できます（民法651条1項）。弁護士を代えることは法律上自由ですが、しかし、依頼人は、新しい弁護士に、さらに、着手金を支払う必要があります。
現在の弁護士を断る理由ですが、気が合わない程度では着手金の返還はされないでしょう。依頼人と弁護士が気が合うことは重要です。しかし、依頼した後に、「気が合わない」程度の問題で、そんなことにお金を使う必要があるかは疑問です。
何度も弁護士を代える依頼者（依頼人）は、弁護士に問題があるのではなく、依頼者が問題がある人柄であることも多いです。結論として弁護士を代えない方がいいでしょう。
しかし、次のように理由がある場合は弁護士を代えるべきです。その場合、着手金の返還も求めましょう。
能力不足で、弁護士が問題を理解していない。
弁護士が忙し過ぎて事件処理ができない。
弁護士が懲戒処分を受けて仕事ができない。
2002. 9 25