愛ある1日

9時半にマカオで取りやめにした高木先生の診察。
後で思えば、ずいぶんしばらくぶりに泣かなかった。淡々と話す。睡眠が自然にできていること、運動もしていること。屋久島、マカオに行ったこと、仕事をしてきたこと。不幸な現状の中で頑張りますと言った。高木先生は感心したようだった。弁護士は音沙汰ないかと聞かれたが、年賀状の住所が誤っていたことを指摘したら○○書を出しますと言ってきたが、そんなもの去年の5月も出すと言って出さなかった、早く弁護士を替えたいが皆に相談してとめられていると言った。高木先生は、今は替えるタイミングではないでしょう、というので、そうですね、これほど最高裁が長くなったのは、ひっくり返る可能性がある。このまま負ければ替えなくてもいいし、ひっくり返ればそのときでいいといった。高木先生は、そのときはご相談くださいと言った。終わり際に、ビジネスをやっていると、緊張関係があって滅入るが、うまく切り抜けられたときはかなり精神に良いといった。

薬局で、導入剤が種類も数も減っているので、大丈夫でしょうか、大丈夫でしょうか、と何度も聞かれるので、ええ、と何度も答えていたら、薬剤師の女性が、私をじっと見ている。今回はだいぶ眠れるようになったので…と言うと、本当に良かったですね!と一杯の笑顔で言ってくれて、驚いた。いつも薬の確認とお金の授受だけの事務的な会話で何の交流もなかったのに、彼女は心配してくれていて、回復した私に一生懸命声をかけてくれたのだ。愛だなあ…なかなかうまく愛をもらえない私だけど、思い返したら、泣けてきてしまった。

銀行カードを三菱と住友で作り、学芸大学トラットリアマチ(バーニョ)で昼食。1000円に上がっていたが、カキ・バジル・マッシュルーム・カリフラワー入りのトマトソースを食べる。究極に愛想のないこの店で、今日は接客が良かった。お向かいの山本陶器店に入っても、声をかけられた。収穫はなかったが…。学大にも結構愛があったナ。

霞ヶ関でなつかしの民事11部の廊下で待つ。裁判所は1年ぶり?篠原裁判官を見た。福田さんの結審710号法廷。福田さんが黒岩さんと切れたのでピンチヒッター。福田さんは2人目の弁護士も今度は解任されていた。白岩さん、村上さんというおじ様たちの傍聴者とあとでお茶をする。かなりのエリートだったようで、話は楽しかった。ブラックジャーナリズムの話とか。日立が酷い社長になって福田さんが解雇されたとか。福田さんは、仕事が出来てとても有名人だったようだ。
その後、福田さんとアートコーヒーで1時間お茶する。彼女はとても丸くなっていた。いい変化じゃないかな。黒岩さんのひどさについてかなり深く語り合った。

ジム行こうとして、結局寝不足でごろごろしてしまった。その割には今午前3時半。

今日は久々弁護士への憎しみが湧いてきて、腹がたってしまう。これが不眠の重要原因だから、思わないようにしないと。昨日小町で解雇の話を見たから悔しさがぶり返したからでもあると思う。